【 『ダークレスの会 RETURNS』 レポート / 2008年8月17日(日) 】

暗室を使わない富士フイルムの黒白フィルム現像キット「ダークレス」を使ったイベントを開催しました。東急世田谷線沿線で撮影会を行ってから、233に戻ってみんなでくるくるくるくるっと現像。合計12名が参加、天気はイマイチだったけれど、フィルムの面白さをあらためて実感。ダークレスファン、急増中です。やっぱりモノクロ写真っていいよね。

集合〜スタート
中根が参加したいばかりに、集合は朝の10:30。すみません...。天気はくもり。まずは世田谷線「宮の坂」駅にある旧世田谷線車両がターゲット。みなさんいろんなカメラを持参。すごい。簡単な自己紹介を終えた後、オリンピックのマラソンを気にしつつ撮影会スタート。今回は雑誌『女子カメラ』の副編集長・遠藤さんも参加(写真・下中)。メンバーの取材も行われました。どんな風に掲載されるのかな?写真・下段右はくうりさんを取材・撮影中の遠藤さんを撮影しているふくすけさん(笑)。

世田谷八幡宮へ
撮影場所を宮の坂駅から徒歩数分の世田谷八幡宮に移動。お盆ということもあってか、人も少なく静かでした。境内には土俵があり(写真・下段左)、毎年9月には東京農大相撲部などにより奉納相撲が行われています。入り口の親子の獅子が珍しかった(写真・下段右)。良い場所です。

Let's豪徳寺
次は同じく宮の坂駅から歩いていける豪徳寺に移動。233をオープンする時間が近づいてきたので、中根はとりあえず招き猫だけデジカメで押さえてお店に戻りました。

ダークレス現像
まずは現像液のアンプルを折って(握りつぶしちゃダメだよ)、現像器に入れます。でもって3秒間に10回の速さ(かなり早い)でくるくるくるくる。10回回したら引っ掛かりがあるまで逆回し。この繰り返しで2分30秒。
終わったら一度現像液を捨てて定着液をセット。で、今度は同じ回し方で4分。ここががんばりどころ。くるくるくるくるくるくる。それなりに大変だけれど、みんなでやると結構楽しい。
これで現像&定着が終了。現像器から取り出して、缶詰を開ける要領でパトローネからフィルムを取り出します。この過程がかなり強引で怖いけど、写っていると感動します。で、水洗い。
水洗いを30分ほど行って、乾燥させます。夕方から雨が降ってきたので、軒先に干せず。233の天井から吊るしました。ふくすけさんの水切液ドライウェルのおかげで乾燥もスムーズ。
後は慎重にはさみでカットして、ネガシートに入れれば完成っ。参加者全員が無事成功しました。素晴らしいですっ。みなさん、お疲れ様でした〜。
技術担当のうめちゃんが持参の現像設備でブローニーフィルムを現像。これも大成功。タンクの水の温度を下げるのに233のニュー冷蔵庫が大活躍(笑)。
さらに前回のダークレスのオプション。みんなのお気に入りの一枚を引き伸ばし作品をうめちゃんから配布。サンキュー。この大きさ、ナイス。やっぱり手焼きはきれい。ということで全て終了。さあ、後は打ち上げっ(笑)。