【 『世田谷233』のバリアフリーについて 】
『世田谷233』のバリアフリーについて、佐瀬さん(写真奥)と川口さん(写真手前)のご協力を得て検証しました。とりあえず、ギャラリーの常連でもある近所の子供たちとスナップ。
川口さんの車いすは電動式です。一般的なサイズと比較すると多少横幅はスリムだそうです。
・ギャラリー前
ギャラリーの前。道路に面した部分。道路との段差は3cm程度。川口さんの車いすは電動式なのでほとんど問題ありませんでしたが、それでも手動式の場合は少し力が要りそう。これに関しては段差を埋める木材を後日川口さんに作っていただきました。ありがとうございます。
・ギャラリー入口
ギャラリーの入口には高さ4cm程の扉のサッシの凹凸があります。これも先ほどと同じく、電動式の車いすなら簡単ですが、手動式では少し力が要りそうです。こちらは常時何かを施すわけにはいきそうに無いので、力の弱い方にはスタッフがお手伝いすることにしました。
・店内
店内はとりあえずぎりぎりながらも1周できました。しかし、川口さんの車いすのサイズを考えると、もう少し大きなサイズの車いすの場合は、机の位置を変える等の対応が必要になりそうです。後、写真手間に写っているコードカバーも問題はなかったものの、バリアフリー仕様のものもあるそうなので、これは要検討。
・個展スペース
個展スペース「room」の段差は約15cm、さすがにこれは介助が必要です。しかし、床に直接移って、寝そべって鑑賞する場合には、逆に段差が高くて楽とのこと。ギャラリーにはござを常備しておりますので、必要な方はお声掛けください。
・トイレ
トイレです。これも狭い。車いすでは無理。川口さんからは介助があれば可能と言っていただきましたが...。ということで、必要な方はスタッフにお声掛けください。
・ありがとうございました
佐瀬さん、川口さん、お忙しいところありがとうございました。とりあえずは車いすの方でも楽しんでいただけることが分かってよかったです。必要な部分の改善は行っていこうと思います。これからもアドバイスお願いします。